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私は理系の大学院生を卒業しましたが、今年大学生になった、もしくは大学院に進学したという後輩たちに絶対に伝えたいことがあります。
確かにグーグル翻訳の精度が上がってきたり、同時通訳デバイスが出てきたりして英語の必要性(というか英語が話せる人材の希少価値といった方が良いでしょうか?)は以前より減ってきているのは間違いないと思います。しかし、英語が必要となる場面は確実に増えています。だからこそこういった技術が進歩したわけですし…
さらに、英語ができる事で受けられるメリットがデカすぎるんです!文系の大学生も同じかもしれませんが、なんせ自分が文系じゃないのでその辺はよくわかりません。
とりあえず、理系の大学生が英語を勉強するメリットについて解説します。
英語ができれば学会に参加させてもらえる
大学院に上がれば教授に付いていって学会に参加することもあります。また、自分で研究結果が出せればもちろん自分が発表する場面もあります。その際に学校から奨学金が出るかどうかは重要な問題です。それも返済しなくてもよい奨学金です。これが取れれば学会に行きたいけど、取れなかったから行けなかったというのはものすごくもったいないことです。
私が卒業した大学の場合はTOEIC600点以上が奨学金がでるための1つの審査基準だったと思います。その他にも学会参加国数が5か国以上とかいろいろありますが、それはこっちでどうにかできるものじゃないので。
とにかく学会発表のチャンスを逃さないためにもTOEIC600点はできるだけ早くクリアしておくべきです。学会参加は突然決まります。決まってから勉強しようと思っても学会の資料作成や準備などで時間が取れないのが現実です。
なぜそんなに学会に参加した方が良いのかは後述します。
英語ができれば何か勉強できる風に思われる
理系の大学生って英語苦手ですよね。偏見でしょうか?
自分の大学の時間割も3年以上に上がれば英語の授業は全くなくなりました。すなわち、自分から勉強する時間を確保しないと全く英語に触れる機会はなくなるということです。また、それは同時に英語から逃げようと思えば逃げられる状況であることを示しています。
さて、逃げてよいでしょうか?
「そんなのいいわけないだろ!自分の苦手分野を克服する気概を持て!そんなんじゃどこに行ってもやってけないぞ!」
みたいな根性論やブラック企業の上司みたいなことは言いません。
しかし、逆に捉えてみましょう。周りは英語ができない連中ばっかりです。そこで自分が英語をできるようになれば?一人勝ちですね。
もちろん、そのほかの専門科目の点数が悪ければ意味がないでしょうが、それは要らない心配です。そもそも大学の授業は高度に細分化されており、自分と他人が全く同じ授業を受けているなんてことはありえません。いくら計算力学で良い点数を取っても計算力学を取ってない人もいるのでイキれないんです。
では、何でイキれるか。共通科目として残り続ける英語ですよね。授業がなくなってもTOEICは付きまとってきます。TOEICの点数が良いだけで勉強ができる風に思われますよ(笑)。
英語ができれば就活で有利
2番で「勉強ができる風にみられる」ということを書きましたが、別にイキれるのがメリットならしょーもないですよね。
しかし、最初に書いたように理系で英語ができるというのは希少です。希少価値の高い人種になることができます。
そこで真価を発揮するのが就職活動。面接官は何人もの理系大学生を見てきているため理系大学生が英語を苦手とすることくらいわかっています。面接官が理系出身なら英語の授業がほとんどないことも経験済みです。
そこで英語ができます!と胸を張って言えたらどうでしょう?こいつスゲーなってなりません?(ならない場合もあります)
英語ができれば奨学金が免除になる⁉
1~3まで英語ができることによるメリットを書いてきましたが、そんなのどうでもよくなるくらい強いメリットです。
これは大学院で奨学金を借りている人限定の話になります。
大学院での奨学金には「成績優秀者に対する返還免除制度」というものがあります。
成績優秀者に対するだから僕なんかはムリだ。。。
と思ったそこのあなた!人生損してますよ。
実はこれ成績優秀者と言ってはいますがそんなにテストの点数などで決まるようなものではないのです。正直「成績優秀者に対する」というネーミングは不適切ではないかとすら思っています。
ではどうやって決まるのかというと各項目に対する加点方式で決まります。その項目とは以下のようなもの。
①修士論文を提出し、審査を通過した +20点
②外部でなんらかの評価を受ける等、修士論文が特に素晴らしかった +10点
③成績が一定以上(平均点80点以上)であった +5点
④TAもしくはRAとして、教育活動に従事した +5点
ここまではほとんど差が付きません。
30~40点をほぼ全員がとることになります。
ここからが、大きく差がつく項目です。
⑤国内で開催される学会に参加した 1回につき+5点、ただし加点は年間1回のみ
⑥海外、もしくは国内で開催される国際学会に参加した 1回につき+10点、ただし加点は年間1回のみ
このブログ記事にもあるように①~④までは差は付きません。みんな満点を取っていくからです。しかし大事なのはその下。国内で参加した学会には+5点。海外の学会には+10点の加算があります。
ここで日本国内で開催された国際学会は英語発表があってハードルが高いものであっても国内で開催された学会なので+5点に留まるということに気を付けてください。
さらに重要なのは、これら以外の項目。
⑦日本語で論文を発表した。 1件につき+20点(ファーストオーサー)
⑧英語で論文を発表した。 1件につき+50点(ファーストオーサー)
英語で論文を発表すれば+50点もの加点が受けられるのです!修士課程で英語で論文を書く学生なんてそんなに多くないですからこれをクリアしてしまえば勝ちはほぼ確定です。
しかし、そこ他にも重要な加点ポイントがありまして、「博士後期課程に進学予定である」というのが+50点なんです。そのため東大や京大のようなトップ校の場合は英語で論文を書いたからと言って安心できないかも?ということを付け加えておきます。
※このブログは3年前に書かれたようですが、今年私が指導教員に確認したところこれらの項目や加点内容は変更ありませんでした。
さて奨学金が返還免除になった場合いくら返さなくてよいのでしょうか?
大学院前期課程(修士課程)の場合、日本学生支援機構から受けられる奨学金の最大額は月8.8万円です。それを単純に2年(24カ月)受給したとすると2,112,000円!これが免除になれば2年で200万以上稼いだのと同等ですよ?スゴくないですか?これ。
そのため私が所属していた研究室の指導教員は
「下手なアルバイトするより儲かるから研究して論文を書け!」と常々言っていました。
なお、手続き等は本当にノーリスクです。リスクあるとすれば推薦書など手続き的なところが少し面倒くさいくらいでしょうか。自分なんてどうせ。。。と思わずにとりあえず申請してみることをお勧めします!
返還免除を受けるためにできること
もしあなたが研究室配属になっていない学生なら今からすべきことは以下のようなことがあります。
英語を勉強する
英語で論文を書くと加点が大きく有利であることは先ほど書いた通りです。当然、指導教員は英語ができない学生に論文は書かせません。自分、英語できまっせ!とアピールして論文を書かせてもらえるようにしましょう。そのためには当然、研究結果を残すことが前提ですが。
また、日本学生支援機構に名簿を送る前に学内選抜の段階でTOEICの点数で選抜されることが多いため、英語はこういった点でも武器になります。
論文を書かせてもらえる研究室に入る
英語で論文を書いてもファーストオーサーでないと加点対象にはなりません。しかし、研究のアイディアだったり書いたのは学生なのにファーストオーサーに自分の名前を持ってきて手柄を横取りする教授もいるようです。ちゃんと論文を書いてファーストオーサーで発表させてくれる研究室を選びましょう。
学会に参加させてもらえる研究室を選ぶ
これも②と同様です。学会発表でも論文には及びませんが加点があります。積極的に学会に参加させてくれる研究室を選びましょう。
ここまで研究室配属前の学生に対して書いてきましたが、もしあなたが既に研究室配属になっているならばできることは研究に尽力すること、英語を勉強すること、論文を書くことです。
ここまで偉そうに書いてきましたが、自分も学内選抜が通過したという通知をもらっただけで半額免除か全額免除かはまだわかっていません。そわそわしながらこの記事を書いています。(とりあえず半額免除は確定らしいですが)
卒業後の夏ごろ、半額免除になったとの知らせがありました。なんで、全額じゃないんだよ!悔しい…
最後に今年、理系の学部に進学した新入生諸君に言いたいのは
英語を勉強しろ。奨学金や就職やその他もろもろで金になるから!
ここまで読んでいただきありがとうございました。